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長期優良住宅の基礎断熱

長期優良住宅では、基礎断熱の場合、床下も室内空間と考えます。長期優良住宅では、品確法の省エネルギー対策等級4が求められるのですが、
断熱は基礎部分の考え方によって仕様が変わります。基礎断熱としない場合は、基礎パッキンや換気口を設置し、床下部分で
確実な換気をとれるようにします。基礎断熱の場合、土台と基礎の間に気密パッキンを入れ、土台の隙間部分にも防蟻性の
現場発泡ウレタンを充てんして外気を遮断し、気密性を図るようにします。
また、長期優良住宅では、品確法の劣化対策等級3も求められます。断熱材は基礎の立上がりの室内側または外部側に入れます。
結露は、気流止めがされておらず漏気が発生しているところに大量発生します。(特に北側に多い)
最近は、間仕切り壁からの漏気を止める為の気流止めが施工されるようになってきたものの、玄関土間やユニットバスと土台の隙間には
気流止めが十分行われていない現場がまだ多く見られるようです。